宅建の通学・通信講座

見本教材を比較することから始めましょう。


1年目の試験は独学で不合格。
というわけで2年目は自分にあった勉強法をさがし続け、サイト上を放浪しました。

学校に頼るといっても、仕事の都合上通学は無理なので、通信の教材を自宅で自分のペースで頑張ろうと決めました。
私が利用したのはフォーサイトという通信講座の教材です。

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1年目の失敗に懲りていたこともあり、私は通信講座を1社に絞り込む時にはかなり慎重になっていました。
各学校からサンプル教材を取り寄せ検討しています。どのような観点から教材を決めたかが下記のポイントです。みなさんにも、十分参考にしていただけると思います。

見本教材は必ず取り寄せましょう。

ジーンズ一本にしても試着しないで購入する人はいないと思います。大事な教材選びはもっともっと慎重になってください。合格体験記など先輩の声を参考にすることも大切ですが、決める前に必ず自分で“試着”をしてみてほしいのです。教材のクオリティーが、約半年間の勉強の習得度を大きく左右するのですから。

通学される方であれば無料参加OKの授業を聞いてみること、また通信講座を利用される方は、見本のサンプル教材は必ず取り寄せ試してみるようにしてください。

複数の学校のものを取り寄せ“比べてみる”ことが大事です。内容は同じように優れていても、自分に合いそうな教材とそうでないものがあります。ページをめくってみて『う~ん』と感じてしまう教材は、結局最後まで馴染めないと思います。特にテキストは、サンプルを実際に手に取ってみることが大事なのです。

メディア教材の付いている通信講座を選ぶ。

通信講座の勉強では、いまの時代メディア教材は絶対だという気がします。一年目の失敗に懲りた私は、勉強の指南役が必要と。その先生をDVDの授業に求めました。

正直なところ最初は半信半疑なところもありました。それまでメディアを使って勉強したことがなかったからです。20代・30代のみなさんですと、すでに大学受験の勉強などでメディアの授業は経験されているかもしれません。ロートルの私だから、なにかメディア授業の体験に触発されて熱くなっているだけかもしれません。ですからこのことはむしろ、私よりも先輩世代にお伝えすることかもしれません。

「教室の授業ほどのことは期待できないだろう」と思っていらっしゃる方は大間違いです。
丁寧に編集されたビデオ授業を繰り返し観ることの効果は、非常に大きいです。


合格率を公表していること。

このことも大事です。なぜだか理由はわかりませんが、有名校のなかにも合格率のデータを公表していないところがあります。私くらいの年代になりますと「なぜデータを公表しないの?」と勘ぐってしまうところもあります。それだけでもう信用できないといいますか。このことはあまり書き過ぎると悪口になってしまいますのでここまで。その教材で毎年どれくらいの受講生が合格しているのか、しっかり教えてくれる学校が安心です。

資格試験対策の講座には、通学講座と通信講座があります。学校へ通うのと、資格試験のプロが作った教材を使い自宅で勉強するのとでは、何がどうちがうのか。私なりに、長所と短所について考えてみましたので、参考にしていただければ幸いです。

●「通学」は、教室へ通うことがペースメーカーになってくれます。
◎通学講座の一番の長所は、学習のペースを作りやすい点だと考えています。

教室通いは、決められたカリキュラム通りに講義が進んでいきますので、自己管理をしやすいのです。
また、生で聞く講義の場合は、教室で講師やほかの受講者と接することができます。
教室の授業は生身の人間同士の真剣勝負ですので、モチベーションの維持も図りやすいのではないかと考えます。

×通学講座の短所としては、授業がペースメーカーとして利用できる反面、カリキュラムに拘束されてしまうことです。
都合が悪いからといって、誰かとのアポイントを変更するように、授業の予定を変えるわけにはいきません。
欠席した場合などのために、ビデオ講義の補講を整えている学校もありますが、教える講師(ビデオ)が変わると、それまで受けた授業と関連づけて学習はできません。流れが崩れるのです。

通学講座は、1回も休まずに通い続けることが大事なんだと思います。
私にも大事な仕事があり、そのことに自信がなかったので通学することは諦めました。

●何度でも同じ授業を繰り返し受けられる通信講座
◎通信講座の一番の長所は、同じ講師の講義を何度も繰り返し受けられることです。

また相手はDVDですから、わかりにくい個所は戻って観直すことも簡単です。
遠慮をせずに授業を中断して、自分のペースで授業を進められること。このことは大きいです。

講義を一度聴いただけで、すべてを理解できるような受験者はいないのではないでしょうか。
生の講義で刺激は受けても、復習しないとやはりどんどん忘れてしまいます。
しかし学校の講師は、同じ授業を2度も3度もやってはくれません。

そのようなシステムですから、通信講座の授業には、受身ではなく能動的な面があります。
講義をコントロールするのはビデオの中の講師ではなく、実はパソコンの前の自分です。

ですから、教室の刺激のある講義を受講することで「勉強した気になってしまうこと」もありません
なぜなら、授業がわからなくなると、どうしても一旦ビデオをストップして、分かるようにしたくなるからです。

授業を自分でコントロールして、理解するまで繰り返せること。それがメディア授業のメリットだと思いました。

×とはいっても通信講座は自宅で勉強をすることになりますので、ある面では独学と似ているところがあります。
「自己管理できなければ何も進まない」、それが短所といえるでしょう。
途中で挫折しないための何かいい方法というのはありません。
それこそやはり、“自分磨き”をするつもりで、意欲を高くして臨むことが大切なようです。

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教材について
通学・通信教育の教材(特にテキスト)が薄いからといって不安に思わないことです。
これらの教材は市販の教材のように満点をねらう完璧主義ではなく、合格点ギリギリ(プラスα)をねらった、「合格点主義」で編集されているのが一般的です。

通学・通信教育は、教育産業ではありますがビジネスです。
学生の評判を保つためには、毎回合格者を一人でも多く輩出しなければならない命題があるのです。

そのためには学生に掛る負荷をなるべく軽くして、なおかつ一人でも多くの受験生が合格できるシステムが確立されていなければなりません。
そのための手法のひとつがテキストの薄さに現われているのです。

また通学や顧客本位の通信教育では、教えてくれる人がいます。
通学ではそれは講師、通信教育ではCDやDVDなどのメディア授業がその役割を果たします。
テキストを補完するカタチで授業があるわけですから、テキスト自体がコンパクトな量にまとまっているのはむしろ当然のことなんですね。

「通学コース」を利用される方へ

生の授業を受けられる通学でも、私は「独学」で述べたことをひとつ取り入れてほしいと思います。
それは過去問を読んでから授業を受けることで、「予習効果」を高める勉強法です。

市販の過去問も、通学で使用する過去問も基本的には同じです。
過去に本試験で出題された問題なのだから当然です(う~んかなり蛇足な感じが……。

過去問を勉強の中心にした方がいいというのは、私は通学で勉強する時も同じだと思っています。
通学するメリットは、過去問からテキストに戻る時に、先生が教えてくれるから「理解がしやすい」ということと、分らなかったら質問できるということです。

そもそも学習する分量がコンパクトに押さえられている上に、疑問点も解消しやすいので、勉強が効率的に進められるのが通学することのメリットのようです。

「通信講座」を利用される方へ
決められた曜日、決められた時間に授業がないため、そのぶん「通学」よりも学習の習慣づくりがむずかしいですが、私は良心的な通信講座のデメリットはそれだけだと思っています。

ただしこのことは、CD・DVDなど優れたメディア教材を揃えている通信講座にだけ当てはまることですが。
メディア教材が優れている点は、・何度も繰り返し利用できること・講師に当たりはずれがないことです。

教室での生の授業のように1回かぎりということはありません。
ついぼんやりとして聞き逃してしまったことでも、メディアならその場で巻き戻しをすればすむ話です。

そして理解しにくい個所は、遠慮なく何回でも聞き直すことができます。
それから教える人の良し悪しのことは、これはもう中学の先生も、高校も予備校も全部同じことなのです。
すごくわかりやすく教えてくれるから授業があっという間に過ぎてしまう先生もいれば、もう毎回眠たくなるだけの授業をしてくださるだけの先生もいらっしゃって・・。

こればっかりはもう、生身の人間が行うことですからいたしかたがないのです。
お断りするまでもなく、メディア教材の授業はクオリティーが一定しています。


ここで「独学」との比較になりますが、文字で書かれた教材を読むだけの学習よりも、見たり聴いたりしながら覚える勉強の方が記憶に残りやすいことは言うまでもないですよね。

総まとめをしてみましょう。

  • 独学者は情報量の充実した教材を揃えて、過去問中心で勉強しましょう。
  • 通学、通信で勉強する人は、教え方が「満点主義」でないことに不安を持たないこと。
  • プロの指導を信じて、効率良く合格することを目指しましょう。
  • 通信で勉強する人は、メディアのついた教材を選びましょう。

以上、ぜひこれから勉強を始める上での参考にしてみてください。


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